卒業生について

私たちは宮崎県内で医師として働いている宮崎西高校卒業生の仲間です。現在、医師不足、地域医療崩壊、病院にかかりにくい患者さん、マンパワー不足など医療・介護・福祉をとりまく状況は厳しいものがあります。その中で、私たちは微力ながら宮崎の医療を少しでも良くしたい、顔の見える地域医療、地域連携などをすすめられたらと考え活動しています。

平成19年に1期生の石田 康（宮崎大学医学部精神科教授）岩城 彰（けいめい記念病院副院長）遠藤 豊（宮崎生協病院院長）の3名が発起人となり、岩城先生が初代会長、平成27年から5期生江藤敏治（宮崎県立看護大学予防医学教授）が2代目会長を引き継いで、現在204名の会員数となっています。

主な活動として、

• ①「医師の会総会」相互連携を図り、日頃の研究成果や医学情報の交換の場です。
• ②「宮崎県民医学フォーラム」年１回県民向けに各種予防医学の知識啓発のための医学講演会や健康相談を行っています。全員ボランティアで参加無料です。
• ③「フェニックス照葉会」年に数回、若手医師の育成を目指し多様な患者さんの症例検討会を実施しています。

現在、宮崎県は健康長寿日本一を目指し、多様な取り組みを行っていますが、私たちのグループが平成30年2月地域住民健康づくりの部門でありがたいことに県知事表彰優秀賞を頂きました。賞状と飫肥杉の盾は母校西高に寄贈させていただきました。今後とも地元宮崎の安心につながる健康づくりに寄与していきたいと思います。